こんな経験ありませんか?
猫ちゃんにブツブツが出来ている。
そしてよく気にして舐めたり掻いたりしている。。
猫の場合、比較的皮膚が強く、バイ菌による皮膚炎は起こしにくいとされます。
とくにブツブツが出る場合は、アレルギーが可能性として疑われます。
ノミ、ダニ、カイセンダニ、蚊、食事などがアレルギーの原因とされます。
皮疹の場所によりある程度特定できる事もあります。
外からの感染が否定できれば、多くがステロイドの内服または注射により劇的に改善します。
皮膚生検(皮膚の組織を専門機関で見てもらう検査)を行うと、ステロイドが必要な理由がわかることが多いです。
特に猫の場合は、決して否定的に捉えず、正しい使い方で副作用を限りなく0に近づける事もできます。
ピントぼけてますが、治療後です。
もともと毛がお腹の一部だけ白いため、わかりにくいですが
ブツブツも消え、発毛しています。
猫の治りの悪いブツブツがあった場合は、当院にご相談下さい。
舐めていて皮膚がただれている場合もご相談下さい。
猫が舐めて治すというのは、あっているようで間違いです。
ギザギザのついた舌で、あっというまに皮膚がボロボロになります。
様子をみても1〜2日にしてくださいね。