熱中症にご注意下さい

熱中症にご注意下さい。
なりやすい、なりにくいはあれど、すべての動物に存在します。

熱中症になりやすい要因
・気温が高い (暖かい空気は酸素含有量が冷たい空気よりも少ない)
・気温が高い日もあれば、低い日もあり体が暑さに慣れていない
・湿度が高い(これが1番大事)
  ↓
 動物は汗をかけません。体内にたまった熱の発散は苦手です。
 とくに湿度が上がる事で呼気中の熱を体外へ逃す作用が極端に低下します。
 (高齢動物や病気持ちの子は、湿度があがれば気温がさほど高くなくても熱中症になる危険があります)

熱中症とは?
・高体温が続くと、体をつくるタンパク質が壊され多臓器不全より死の転帰をとります。
・そこまでいかずとも、脳が酸素欠乏を起こし、脳障害・意識障害が起こります。
・体が脱水し血液がドロドロになります。流れの悪い血液は様々な臓器に負担を与えます。
・体のどこを触っても暑くなります。
・呼吸があらくなり、粘膜が赤くなります。
  ↓
 上へいくほど重症です。

熱中症にさせないために
・十分な飲水量を確保する(冷たくする必要はありません。常温が望ましいです。)
・室内の子はおしみなくクーラーを使う
  ★扇風機の風をあてることは効果的か??
   答えはNOです!動物は人のように風を肌で感じ涼しさを感じるメカニズムはありませんし
   熱交換もできません。室温を下げ、空気を冷やす事で体内に取り込む空気を冷やすことが大事です。
   外の子は、必ず日陰をつくりましょう。打ち水も効果的です。

もし気づいた場合は、とにかく早く病院へ!!
早ければ早い程、軽症ですみます!手遅れはまったなしの死です。
十分注意しましょう!